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シエマの日々 その110 「チョコレートドーナツ」「あなたを抱きしめる日まで」

2014年07月14日

 ユマニテ 伊豆 at 17:18 | タウンマネージャー日記 | スタッフ日記
シエマの日々 その110 「チョコレートドーナツ」「あなたを抱きしめる日まで」

たまたま、なのか、シエマの重松支配人が意図的に選ばれたのか、

続けてホモ・セクシャルに絡む作品を2本観ました。

一本目は「チョコレートドーナツ」。1970年代のアメリカが舞台です。

今でこそゲイは多少市民権を得たように見えますが、1970年代という時代はとても

ゲイのカップルを世間が認めるという風潮はなく、

その時代の価値観が、薬物依存症の母親が逮捕されて施設に入れられそうになった

ダウン症の少年を引きとろうとするゲイのカップと少年を追い詰めていきます。

主役のルディというゲイのシンガーを演じたアラン・カミングの演技はスゴイですし、

恋人の弁護士ポールを演じたギャレット・ディラハントもいい味出していますが、

何と言ってもダウン症の少年役のアイザック・レイヴァの存在感は圧倒的です。

いちばん大切であるはずの少年の幸せを時の価値観が収奪していく・・・・・・。

考えさせられる一本です。

シエマの日々 その110 「チョコレートドーナツ」「あなたを抱きしめる日まで」

もう一本は、実話に基づいた作品です。

こちらはアイルランドが舞台。

十代に未婚で男の子を出産した少女が家を追い出され修道院へ。

そこで子どもと一緒に生活しますが、3歳になったある日、子どもは修道院の

考えで、どこかに連れ去られます。

その子も今年で50歳になるはず。

一日とて子どもの事を思い出さない日はない。

もう老婆と言ってよい年になったかつての少女は、

落ち目のジャーナリストの協力を得て、息子探しの旅に出ます。

さて・・・・・・。

老婆を演じているのは007シリーズでジェームス・ボンドの上司Mを演じていたジュディ・デンチ。

敬虔な田舎のばあさん役が見事です。

子どもを思い続ける母親の心情に胸が震えます。

この作品も絶対に見逃せない心に沁みる一本です。

2本ともぜひご覧ください。損はさせませんよ。






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